読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ruruuunのブログ

まったくの自分用メモ。ほかこんなこと考えてるよメモ。メモメモメモ。

おさらいシリーズ感染予防


◎がん医療に関わる感染制御の知識◎
 
☆感染にかかわる医療者
→感染していない人を感染から守る(感染制御・管理)
→感染(発症)してしまった人を治す(感染症治療)
 
☆感染成立に必要な6つの要素
1.病原体
2.病原性
3.病原体の量
4.伝播経路
5.侵入門戸
6.宿主感受性
感染予防策のほとんどは「病原体の量」の減少もしくは「伝播経路の遮断」
※がん患者の特徴は抗がん剤投与による宿主感受性の低下であり、これは加齢による易感染性状態と同じだが、抗がん剤投与から一定の期間後に回復するのが高齢者との違い。
 
☆感染予防のエビデンス
1.うがい→「A」(発熱性好中球減少症FNガイドライン)うがいのみならず口腔ケア全般の施行を指導すべき。
2.手洗い→強いエビデンスは医療従事者による患者間での感染予防に対するもの。易感染状態の人が自らの手を洗うのは病原体の除去だが、効果をあげるために生活環境の清潔保持が必要。
3.マスク→「C2」易感染者が着用することで自身の感染を予防できる裏付けはない。(FNガイドライン)(科学的根拠はなく行わないよう勧められる)
       感染「しないため」ではなく「広げないため」
4.食事・生もの→「C1」科学的根拠はないが行うよう勧められる。
食中毒の発症は宿主側の易感染性よりも病原体数に依存する。すべての食材が加熱調理されていなければならないということはないが注意が必要。
・日本人のように魚介類を生食する文化は世界的にみて一部。
・精肉の生食は健康な人でも死亡事故がおきるほどハイリスクである。
5.外出→隔離と逆隔離
好中球が100/μL未満となりその期間が長期にわたるとき陽圧管理の逆隔離。そのほかは外出の制限が予後に影響することはいわれていない。
社会生活を維持できるように改良されてきた外来治療の意味がまったくなくなってしまう。
 
FNは治療開始で解決ではない。患者に対しても窓口や電話で相談されたときに
①咳、呼吸苦
②悪心戦慄
③疼痛
④渡航歴
⑤外出歴
⑥食事・飲水
⑦下痢・おう吐
⑧せん妄
⑨血圧、脈拍
⑩麻痺
などを聞き取るようにすることが大切。
 
月間薬事よりまとめ