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ruruuunのブログ

まったくの自分用メモ。ほかこんなこと考えてるよメモ。メモメモメモ。

30<eGFR<50mL/min/1.73㎡の腎機能でのハーボニーの投与量は。。

 

30<eGFR<50mL/min/1.73㎡の腎機能では、ハーボニーは慎重投与となっている。
どのように投与量を調整するのか考えてみよう。
 
ハーボニーは言わずと知れたレジパスビル+ソホスブビルの配合剤である。
 
それぞれの薬物動態をIFから見てみる。
 
 
レジパスビル 
 
レジパスビルは未変化体として主に糞中に排泄される。
 
14C 標識レジパスビル 90 mg を健康成人男性被験者に単回経口投与したところ、24 時間後までの 循環血漿放射能のほとんど(98%超)は未変化体のレジパスビルであり、未知代謝物 M1M12 がそれぞれ投与量の 1.1%0.75%検出された。投与から 24 時間後までに、投与量の約 1%が尿か ら回収された。尿中排泄された放射能には、9 種類の未知代謝物が含まれ、M26(0.63%)と M27 (0.16%)を除き、各代謝物の割合はいずれも投与量の 0.1%未満であった。未変化体は尿から検出されなかった。
 
ソホスブビル 
 
ソホスブビルは GS-331007 に代謝された後、主に尿中に排泄される(投与量の約 80%)。
 
血漿中での主要な全身循環代謝物は GS-331007 であり(90%超)、未変化体であるソホスブビル の占める割合は約 4%であった 40)。ソホスブビルは速やかに GS-566500(ヌクレオシド誘導体一 リン酸アラニン)に、引き続いて GS-331007(ヌクレオシド誘導体)に代謝され、主にこれらの 代謝物がソホスブビル投与後の血中に存在した。
ソホスブビルはヌクレオチドプロドラッグであり、肝細胞内で加水分解及びヌクレオチドリン酸 化反応を受けて、活性代謝物であるヌクレオシド誘導体三リン酸である活性代謝物 GS-461203 へ代謝されると考えられる。
S-606965 の脱リン酸化によって GS-331007 が生成されるが、この GS-331007 は効率的に再リン酸化されず、in vitro において抗 HCV 活性はみられない
 
 
 
レジパスビルは尿中にほとんど排泄されない。腎機能障害でも動態は変わりない。
なので、ソホスブビルにより用量の調整が必要となる。
 
用量の調整は
投与補正係数
G=1−fe(1−eGFR/100)
 
ソホスブビルの尿中排泄率を80%とし(と解釈して良いか若干不安)eGFR=40mL/minと仮定する。Gの式に当てはめるとG=0.52
 
通常は24時間ごとに服用なので24/0.52=46.1
よって約48時間ごとに服用とするか、毎日0.5Tづつ服用するという調整になると予想。
 
この場合は48時間ごとに服用。だが、ソホスブビルはそれで良いが、レジパスビルは少なくなると考えられないかな。でも総合的に考えて副作用を回避するのが先決。
文献あたってみたが見つけられずでした。
 
もう一点問題あり、ソホスブビルのfeは0.8として良いのかという問題。
強引に解釈してしまいました。
実際に1日おきの処方を見かけたので気になって調べました。