読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ruruuunのブログ

まったくの自分用メモ。ほかこんなこと考えてるよメモ。メモメモメモ。

心臓血管疾患のリスクの患者さんにエンパグリフロジンは?

論文 統計
  • 業務連絡:↩️がなぜかうまくいかずに見づらいです。。しかも引用のページに飛ぶのはなぜ?見づらくてすみません。それでは!

     

  •  
  • 心臓血管疾患のリスクの患者さんにエンパグリフロジンは心血管イベントを減らすのかな?次のメタアナリシスを読んでみることに。。

  

 

 

 

  • P:低中高のCVリスクを持つT2DM患者
  •  
  • I:エンパグリフロジン10mg,25mg
  •  
  • C:プラセボ
  • O:複合アウトカム(CV死、非致死的な心筋梗塞、非致死的な脳卒中、不安定狭心症のための入院)(4-point MACE)
  •  
  •  
  • セカンダリアウトカム:CV死、非致死的な心筋梗塞、非致死的な脳卒中(3-point MACE)

 業務連絡:この辺り↩️がなぜかうまくいかずに見づらいです。。

 

  • 研究デザイン:メタ分析(8つのRCTからなる)
  •  
  •  
  • EMPA-REG MONO(24W)
  • EMPA-REG MET
  •  
  •  
  • EMPA-REG METSU
  • EMPA-REG PIO
  •  
  • EMPA-REG BASAL (78W)
  • EMPA-REG MDI (52W)
  • EMPA-REG RENAL(52W)
  • EMPA-REG OUTCOME(3.1y)それぞれの内容はmethodに記載あり。
 
→プライマリアウトカムを4-point MACEにしてセカンダリを3-pointにしたのはなぜだろう。
3-pointだと差が出にくいからなのかな。
 
→このメタアナリシスは網羅的に集めてというよりも8つのRCTで行っているようなのだがそういうこともあるのかな。それとも網羅的なのかな。
 
おなじみメタ分析のチェックポイント!!
1.アウトカム:明確だがセカンダリの方がいいのでは?
2.バイアスチェック
 ・評価者バイアス:p2より🆗
 ・出版バイアス:methodsより[T2DMの患者さんで、12週間以上の期間のプラセボvsエンパグリフロジンのすべてのRCT]だが本当に全てなのかわからない。
 ・元論文バイアス:最後のdiscussionのところで、幾つかの研究で真のITT解析ではなかった、という記述があるので不明である。
 ・異質性バイアス:p4目に重要となる異質性なかったとの記載。ただしフォレストプロットに異質性の記載がない。
 
エンパグリフロジンは第3相のプラセボコントロール試験でモノセラピーにせよアドオンセラピーにせよ血糖コントロールや、体重血圧を改善する。幾つかのトライアルではHDL、LDLコレステロールに関係している事が示唆されている。
 
EMPA-REG OUTCOMEでは高いCVリスクのあるT2DMの患者さんで3-poitMACEを顕著に減少させるとのこと。
 
EMPA-REG OUTCOMEを除くトライアルからのデータを用いて中、低度のCVリスクの患者さんのメタ分析を行った。
 
除外基準
EMPA-REG RENALで登録された15≦eGFR<60mL/min/1.73㎡の患者さん。
 
→除外基準あとないのかな。
 
ベースラインの特徴
糖尿病の診断後、10年以上:約半数
BMI:30 30以上が約半数
eGFR:約 75mL/min/1.73㎡
ほぼ半数が喫煙、受動喫煙なし。
高血圧:約82%
冠状動脈疾患:約53%
末梢動脈閉塞疾患:約14%
脳血管性疾患:約18%
 
両群に大きく差はない様子。
 
結果
プライマリアウトカムのみ考察してみる。
 
→どうやって統合したのか記載がない。
 
Fig4:プライマリアウトカム
重み付けも記載がないが、all trialsだと明らかにEMPA-REG OUTCOMEに引っ張られている。高度のCVリスクである上にサンプル数が多い。
なのでそれを抜かしたのが
 
 
(E)36/2770(1.3%) (o)32/1502(2.1%)  HR0.59(0.36,0.95)  NNT=125
 
 
discussionの最後にこの研究の?限界の考察あり。
低中のCVリスクの患者さんのイベント数。
ある人種の割合が少ない。
スタディ間で違うtreatment期間があった。
一部、本当のITT解析が行われなかった。
 
まとめ
プライマリアウトカムではエンパグリフロジンが有意に優れているように見えるが、イベント数が少ないのでそれによりNNTが100以上となっている。
プライマリアウトカムが4-pointMACEという複合アウトカムなのだが、やはり差を出したいからなのか。
通常のメタ分析と勝手が違うし、フォレストプロットに記載されている内容も違う。
両群のイベント発生率も少ない中での有意差。でもNNT 100以上と。(あってるかな?)
心血管イベントの減少を期待してという選択はあまりないかなあと思いました。
 
 
どう考えていいのか戸惑う内容に1日費やしてしまいました。
おやすみなさい。