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ROO製剤開始にあたって留意すること

突出痛とレスキュー薬についてまとめ
引用:月間薬事 2015.4より
 
治療が必要な突出痛の3つの条件
次の質問が全て「はい」
 
1.持続痛がありますか?
2.持続痛は適切にコントロールされていますか?
3.一過性の痛みの増悪がありますか?
 
発生メカニズムと臨床的特徴
 
1日あたりの突出痛の発生回数の中央値は3回、痛みの発生からピークに達するまでの時間の中央値は10分。持続時間の中央値は60分。
 
◯3つのサブタイプに分類
1.誘因が明らかで発生予測が可能な突出痛
 →→対策:予防的にレスキュー薬を使用。
      経口オピオイドレスキュー:誘因が起こる30分前
      注射剤:5〜10分前
2.誘因が明らかだが発生が予測できない突出痛
 →→対策:例)咳による痛みの誘発に対する鎮咳剤。
3.誘因の不明な突出痛
 →→対策:迅速にレスキュー薬を使用できるようにレスキュー薬の自己管理を検討する。
 
突出痛評価のポイント
痛みのためにどのようなことができなくなったのか。といった評価は治療効果の評価、治療目標の設定の上で不可欠。
 
1.治療介入の必要な突出痛であることを確認する。
 持続痛が十分にコントロールされた後に残存する突出痛であることを再確認する必要。
 突出痛の1日あたりの発生回数は3回以内の場合が多くこれ以上突出痛が発生している場合は「コントロールされていない持続痛」と判断し、定時オピオイド鎮痛薬の増量や鎮痛補助薬の開始を検討する必要がある。
 
2.突出痛の特徴を評価する。
1)突出痛の原因、誘因を探る
2)痛みの特徴
・ケアに関わること→ケアのタイミング、ライフスタイルの変更を考慮
・レスキュー薬など治療薬の選択に関わること
  1.発生予測の可否
       2.痛みの時間経過がレスキュー薬の薬物動態とあっているか
   →→レスキュー薬の適正化
通常レスキュー薬は定時オピオイドと同じ種類の1/6に設定される。しかし、突出痛の痛みの程度はそれぞれの患者で異なり、定時オピオイド鎮痛薬1日量とレスキュー薬1回量には相関がないことが示されている。したがって、副作用が許容できる場合、レスキュー薬1回量を増量する必要がある。
 
 
★ROO製剤開始にあたって留意すること
 ・口腔内の異常の有無の確認。口腔内が乾燥したり口内炎ができていないか。
  口腔内を湿らせるための飲水は可能かなど。
 ・プロトコールは患者は理解できるか。
 ・自己投与可能か
   →バッカル部位への挿入、舌下での保持。
 ・患者日誌の記載は可能か
   →患者自身あるいは家族が記載可能か確認する。
 
 
 
おやすみなさい。