ruruuunのブログ

まったくの自分用メモ。ほかこんなこと考えてるよメモ。メモメモメモ。

副作用を疑ったら(基本のき)

副作用を疑ったら、「副作用かどうか」にとどまらず、
「副作用だとしたら今後の治療はどうしたら良いか」
までを考える。
 
→副作用かどうかを100%区別することは不可能。
→副作用の確率を重症度を、二つの軸で考えて、決定していく。
 ・中止するべきか
 ・対症療法しながらも注意深く観察し、継続するか
 ・薬の中止は考えない
 
副作用を疑った時に集めるべき6つの情報
1 何を服用したのか
  併用薬はないか
  サプリメントはないか
 
2 薬剤の量は?
  増えてる?減ってる?
  飲んだり飲まなかったりはないか
  投与の時間は?
 
3 何に対しての投与か
  原疾患は良くなっているならやはり副作用かもしれないし、悪化しているならそれが原因かもしれない。
  その病気の状態は?
  よくなっている?
  悪化している?
 
4 その際に出現した症状とそのときのバイタルは?
  ・めまい?気が遠くなる感じではなかったか
  ・普段の収縮期血圧より30低くないか?徐脈では?
  ・呼吸苦はあったか?胸はヒューヒュー言っていたか?
  ・皮疹は局所のみか?それとも全身性か?
  ・結膜、口腔内、陰部などの粘膜疹はあったか?
  ・唇が腫れたりしなかったか?
 
5 投与から症状、皮疹までの出現時間(30分以内?)
  特に注意するのは1型アレルギー
  1型アレルギーの症状は投与後30分から1時間以内。
  この場合は再服用を絶対回避しなければならない。
 
6 その出来事の前後で同様の薬剤(市販薬を含む)を内服することはなかったか?
  再服用で症状がなかったら副作用の可能性は低くなる。
 
★naranjo adverse drug reaction scale などのスコアリングはピットフォールにもなりうる
スコア化すると点数が一人歩きしてしまい、むしろ見逃してしまうことがある。
スケールに挙げられている項目を知っておくことは大事。
 
画一的な形で白黒つけるのではなく、1例1例の患者をしっかり見ていくことが大事。
 
次回、薬剤性肝機能障害を疑ったら?に続きます。
 
次の書籍を自己学習しました。
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