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血液ガスを学ぼう!〜②酸ー塩基平衡!

竜馬先生の血液ガス白熱講義150分より自己学習!
 
●血液ガスで大切な4項目は?
血液ガスの4項目・・・・赤字が酸ー塩基平衡を見る項目
pH                    ・・・・  が呼吸を見る項目
PaCO2
PaO2
HCO3-
 
酸ー塩基平衡を見る3つの方法のうち今回は、生理学的方法で勉強する。
 
・酸ー塩基平衡とは?
ヘンダーソン・ハッセルバルヒの式はもちろんのことだが今回はすっ飛ばし、
pH PaCO2 HCO3-の関係を知る。次の平衡式が体内で常に起こっている。
 
 
              腎臓で再吸収
 酸             ⬇︎
CO2 + H2O  ⇄  H+ + HCO3-
 ⬇︎            アルカリ
肺から出て行く
 
酸であるCO2とアルカリであるHCO3-が丁度いい感じで釣り合いを保っている。
 
ここで基準値をざっくり。あとの計算でも使います!
pH   7.4
PaCO2   40mmHg
HCO3-   24mEq/L
 
✅pHはPaCO2とHCO3-のバランス
 
✅言葉の整理
・アシデミア/アルカレミア
 〜emiaというのは「血液」という意味。血液が酸性、もしくはアルカリ性になっていますということ。
 
・アシドーシス/アルカローシス
酸性、アルカリ性に偏らせる原因のこと。
 
●4種の酸ー塩基平衡異常
 
腎臓
酸性
呼吸性アシドーシス
 
代謝性アシドーシス
 
呼吸性アルカローシス
代謝性アルカローシス
 
✅代償とは?
代償というのはpHをなるべく正常の7.4に近づけるための防御システム。
 
・PaCO2とHCO3-の秤のバランスを考えるとわかるように、両者は
 同じ向きに動く。
・pHは正常に近づくが、完全に正常化しない。
・肺による代償は早く、腎は遅い
 
例)糖尿病ケトアシドーシスでHCO3-下がる
        ⬇︎
  ハアハアと速くて深い呼吸「クスマウル呼吸」
  肺が悪いのではなくHCO3-が減ってpHが酸性に傾いているのを代償して、戻そうとして呼吸している。
 
●代償の目安
1)代謝性異常の場合
 
HCO3-→
PaCO2
代謝性アシドーシス
1mEq/L⬇
1.2mmHg↓
代謝性アルカローシス
1mEq/L⬆
0.7mmHg↑
 
 
2)呼吸性異常の場合
 
PaCO2→
HCO3-
呼吸性アシドーシス
急性 10mmHg⬆
1mEq/L↑
 
慢性 10mmHg⬆
3.5mEq/L↑
呼吸性アルカローシス
急性 10mmHg⬇
2mEq/L↓
 
慢性 10mmHg⬇
4mEq/L↓
 
いずれも血液ガス白熱講義の書籍より抜粋
 
4ステップで読む酸ー塩基平衡
 
1.アシデミアアルカレミアか →pH
2.呼吸性代謝か→PaCO2とHCO3-
3.代謝は適切か→代謝の計算
4.代償が適切でなければ他の異常は?
 
計算してみよう
症例1)
竜馬先生の本から、アフリカ土産の吹き矢で・・の症例から(この後は本を購入されてください)
pH 7.08, PaCO2 80mmHg,PaO2 40mmHg,HCO3- 26mEq/L
 
ステップに沿って考える
1.アシデミア
2.呼吸性アシドーシス
3.予想される代償
   (80-40)×1/10=4
 予想されるHCO3-の値
   24+4=28 HCO3- 26mEq/L(±2)なので適切な代償。
4.適切な代償なのでなし。
 
✅ちょうどいい代償の目安の範囲は?
±2ぐらいがいいかな(本より)
ただし!血液ガスは患者さんの臨床経過と泡sて読むことが重要。代償がちょうどいいか判断するのは、「この一つの病気だけ考えていいかな。他にはないかな」というところに立ち返って考える事!
 
症例2)
副作用の見方、考え方の本のcase14の症例を考える。
詳しくはそちらをご覧になってください。
pH 7.55, PCO2 47mmHg,PO2 67mmHg,HCO3- 41.1mEq/L
 
ステップに沿って考える
1.アルカレミア
2.代謝性あるカローシス
3.予想される代償
      (41-24)×0.7=12
予想されるPCO2の値
     40+12=52  (+)5なので適切でない?!
他の酸-塩基平衡異常があるのではないか!?
 
むむ。ここで今回は一旦終了。この後を解き明かせ!