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ペムブロリズマブによる痒みの症状に対して何ができるのか。

ペムブロリズマブによる痒みの症状に対して何ができるのか。
 
論文の要約は機械的翻訳です。
 
✅uptodateより
管理 — ほとんどのチェックポイント阻害薬発疹は、局所コルチコステロイドクリームで治療できます。掻痒が顕著な症状である場合は、経口鎮痒剤(例、ヒドロキシジンジフェンヒドラミン)が役立ちます重症の発疹(グレード3/4)は経口コルチコステロイドで管理し、確立された管理アルゴリズムに従って、チェックポイント遮断による治療を行う必要があります
 

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC6439535/

2つのOncodermatologyクリニックで見られた患者における免疫療法関連掻痒の臨床的特徴

患者が評価したかゆみの程度の中央値は、視覚的アナログスケールで100のうち72(四分位範囲、47-82)だった。77人の患者のうち42人が、治療の最初の6サイクル(サイクルの範囲、1〜58)内に現れた。そう痒の最も一般的な部位には体幹が含まれ、最も影響を受けなかった部位には、足底、前頸部、および生殖器人口統計学的特徴、提示前の治療サイクル数、そう痒の重症度、またはQOLに、そう痒症のみの患者と共存する発疹のある患者との間に有意差はなかった。

→痒みのVASの中央値が70と比較的辛い症状なのではないか。主に体幹に現れる。
 

免疫関連の皮膚有害事象の治療結果

ircAEの管理と治療の結果

一般的な治療戦略には、局所コルチコステロイド、全身性鎮痒薬(ガバペンチン/プレガバリン、アプレピタント、抗ヒスタミン薬など)、免疫調節薬(たとえば経口コルチコステロイド、代謝拮抗薬、カルシニューリン阻害剤、免疫経路を標的とするモノクローナル抗体)、単独および組み合わせて。局所薬剤は213人の患者(75%)に処方され、そのうち94人(44%)が局所薬剤のみを受けた。
133人の患者(47%)は、ircAEの全身療法を処方された
 
そう痒症は、局所コルチコステロイドの追加の有無にかかわらず、免疫調節剤を必要とせずに経口鎮痒薬で最も頻繁に管理された(n = 55; 40%)。そのほとんどは、治療後に中等度以上の有意な改善を示した(39 [87%] of 45 )。GABA(γ-アミノ酪酸)アナログのプレガバリンとガバペンチンは、17人の患者のうち17人(100%)で中程度から大幅な改善をもたらしたが、経口抗ヒスタミン薬は16人の患者のうち13人(81%)で効果を示した。
 
論文中より
 
 
→この文献ではそう痒に対して、抗ヒスタミン薬で十分に管理されたとあるが、不十分だった場合、プレガバリンや、ガバペンチンという選択肢もあることを初めて知った。
どのくらいの効果があるんだろう?
 

尿毒症性掻痒の治療:系統的レビュー

こちらの論文では、全体として、ガバペンチンまたはプレガバリンをプラセボと比較すると、積極的な治療に有利な統計的に有意な利益があった。
薬剤の用量が不明だが、痒みのVASの変化は臨床的意義のある差を満たしているものもありそうだった。
 
痒みのVASのMCID 20~30
次のスライドを参考にいたしました。
https://slideshare.net/srws/20170529-76454464痒みに関してはVAS 20-30がMCIDである

協立病院院内勉強会20170529
あまり臨床研究に触れていない方、コメディカル向けの資料になります。

●まとめ●

免疫チェックポイント阻害剤でそう痒の副作用のある患者は、主に体幹、足に多く、痒みのVASで70程度であることがわかった。比較的痒みとしては辛いのではないか。
すでに抗ヒスタミン薬など服用していても治らない場合は、患者の腎機能など背景に応じて、プレガバリン、ガバペンチンという選択肢があるかもしれない。